
う〜む。

ハッ。

よっしゃ!行くぞ〜。

春は、1年の始まりと人は言う。
春の始まりの立春を前に私は「発」を書く。
今まで詰め込んだ知識や経験はひとまず過去の物とし
戸棚にしまい込んで置く。
暫く住み慣れた縁側を離れ
自分の脚を便りに 手の向く方向へと進んで行こう。
目で 触れあう人々の奥にある 何かを見つめ
耳で 新しい刺激を 心に 受け止めよう。
鼻は、自分。
街の香を鼻で聞いて
鼻歌でも歌おうか。
全くを 新しくするのには
古き物ものと 決別をする勇気が必要であり
それは あたかも 人生の波のうねりのように
自分ではどうすることも出来ない出来事なのかも知れない。
今こそ その流れに飛び込むチャンス。
それは、自然。
自然な成り行き。
私は、決断する。
だから私は、この日を私の「発日」にした。
text/K.Ijyuin illustratration/T by PG










